コストパフォーマンス抜群!SHERPAのキーパーグローブ『ENGINE』を徹底レビュー
久しぶりの更新ですが、今回はコスパ最強の日本のキーパーグローブメーカーSHERPA(シェルパ)のグローブをレビューします。
SHERPAは2022年にENGINEを初めて発売。
プロ仕様のグローブを衝撃的な価格で提供するロープライス✕ハイクオリティを提唱している新興グローブメーカーです。
・SHERPA ENGINE(限定カラー:勿忘草)
・定価5600円(税込み)(通常カラーはなんと5200円!)
今のところメーカーのECサイトでしか購入出来ません。

・サイズ感 ★★★★☆
サイズ展開は5~10号。今回は9号を購入。
サイズ感はウールシュポルトやロイシュなど主要メーカーと同サイズ着用で問題ないと思います。
私の手では9号は中指、薬指はジャスト、人差し指、親指はやや余裕があるぐらい。ただ、小指は少し長いかなといったサイズ感。
タイト好きなら8号、ジャスト~ややゆとりがあった方がよければ9号。
私が次買うなら8号でいいかな。
グローブ内側に滑り止めのシリコンが入っている!この価格で中ズレ防止シリコンがあるなんて信じられないコスパ!!
グローブの脱着は特にストレスなく出来て、ストラップはシングルロール。


ただ、左右のグローブの形が同じではない…。この価格なので仕方ないと思うけど、作りや縫製の粗さに伴う個体差はありそう。
個人的に使用していて違和感を感じることはなかったので気にしてないです。
今のところ自社ECサイトでしか購入出来ないので、試着が出来ないのが一番の問題。
ただ、徹底的なコストカットで実現している価格を考えると店舗販売の可能性はないかも。
仕方ないけど現状では試着出来ないことと個体差の問題で★-1。
・パーム ★★★★★
人工芝で使用。
いわゆるベタベタ系パームで、購入時はフィルムで保護されていて、保護フィルムを剥がすタイプ。

この価格でこのパーム性能はありえない!!
パーム粘着性、衝撃吸収力はトップメーカーのパームと比べても差はないと思う。
使用しているとパームの削れやすさは多少あるものの、耐久性が極端にないということはない。
どうしてもパームの性能と耐久性は反比例してしまうのと、この価格で耐久性まで求めるのは贅沢過ぎる。
御覧の通り2本指で軽々5号球を持ち上げることも出来るし、パーム同士をくっついて持ち上げられる。


・カッティング ★★★☆☆
一般的なネガティブカットでカッティングは可もなく不可もない。
クセもなく使いにくさはないと思う。
強いて言えば小指が少し縦も横も大きめに出来ているのか中滑りするのが気になったぐらい。

・総評 ★★★★★
キーパーグローブの常識を破壊した衝撃的なコスパで★5!!
正直粗はあります。
作りは雑なところもあって、例えばグローブ甲側のパンチングゾーンはエッと思うぐらい縫製が雑だけど、見栄えの問題で機能的に全く問題ない。
前述の通り個体差なのか分かりませんが左右でグローブの形が異なるのは今後改善して欲しいところ。

ただ、パームや内側の滑り止めシリコンなどグローブ性能は申し分なし!!
金銭的に余裕がない学生の頃に会いたかったグローブ。
キーパーグローブとしては破格の価格でトップメーカーと勝負出来るコストパフォーマンスは凄いの一言!
もちろん、トップメーカーの最高級グローブと比較したら劣るところはあるが、値段が1/3〜1/4と考えるとSHERPAのグローブを3〜4双買った方がいいと思わせてくれる。
これからの成長にも期待したい日本発のグローブメーカーSHERPAのグローブレビューでした。